Message 代表メッセージ
HIROTSUGU TAKAHASHI
HIROTSUGU TAKAHASHI
国立高等学校・早稲田大学理工学研究科機械工学専攻博士前期課程(修士)を終了後、野村総合研究所経営コンサルティング部に入社し、製造業、情報通信、金融、ヘルスケア等の経事業企画・戦略の立案や新規事業開発を支援した後、H R系スタートアップで経営幹部として、新規事業の創出から急拡大する組織の仕組みづくりまでを担う責任者を歴任し、事業拡大に貢献。2006年に株式会社フィンチジャパンを創業し、現職。製造業の環境・エネルギー事業をゼロから企画し、100億を超える事業まで成長させるなど、事業開発を一貫してコンサルティングしてきた。また、企業のアクセラレーションプログラムや投資委員会でのメンターとしてやスタートアップへの出資・経営参画に関わるなど多方面で活動。ユーザーの潜在ニーズの発掘に多くの実績があり、著書にソフトバンク出版の「『半径3メートルの「行動観察」から大ヒットを生む方法』」がある。講師・大学での教鞭経験もあり、愛知産業大学スマートデザイン学科(准教授)や宣伝会議(講師)などを歴任してきた。
「社会を変えるような新しい事業」へ当たり前のように挑戦できる世の中を目指して
私たちは、企業が「社会を変えるような新しい事業」に当たり前のように挑戦できる世界を作るために、2006年8月1日にフィンチジャパンを設立しました。
私たちは企業の新しい取り組み・チャレンジに、20年近く携わり続けてきたのです。
この20年で培ったのは、決して新規事業の開発に限定して特化したノウハウではなく、経営戦略や企業変革から、各部署の機能戦略まで及ぶ、社会や人を変えるほどの影響力を持つ、幅広く展開可能な叡智です。
その証左として、現在までに約130 社の企業に対して、400 件以上のプロジェクトを実施しております。

数多くの企業の挑戦を支え、導き、伴走してきた私たちの立場からすれば、事業環境は常に変化を続けていると言えます。言い換えれば、常に事業のチャンスは目の前にあります。
しかし、経営の世界では「社会を変える新しい事業は、日本からは生まれない」という低迷に対する悲観的な論調が根強くあります。

“日本は失われた30年でイノベーションは起きていない”
“大企業の新規事業はうまく立ち上がらない”
“ユニコーンスタートアップは日本から生まれない”

この様な記事を見るたび、「本当にそうだろうか?」と疑問に思ってきました。
確かに「失われた30年」という言葉が使われる様になって久しく、1989年12月29日の「大納会」でつけた史上最高値の3万8915円87銭から、その後下げ始め、株式市場は停滞を続けました

しかし、現在の株式市場は様変わりしています。
全体で見ると、停滞や競争力の低下はあったかもしれませんが、20-80の法則にある様に、現在の株式市場の高まりは、トヨタ自動車やHONDAといった一部(全体の20パーセント)の成長企業によって牽引されていると考えられます。

そして、「社会を変える新しい事業」は一部の成長企業だけのものではありません。
事実、私たちが新規事業の企画や立ち上げで、何年もかけて伴走させていただいている企業の多くは、10年前であれば「本業から遠すぎる」「自社の強みがない」といったマジックワードにうち負けたり、日の目を見ずにパワーポイントの外に飛び出すことができなかったりした企画を、次々と製品やサービスとして社会実装しています。

フィンチジャパンは、時にコンサルタントとして、新規事業の企画立案から立ち上げまで伴走支援し、時にスタートアップの経営者として、新規事業を自ら企画し立ち上げてきました。
社会を変える事業の立ち上げの最前線を走り続けてきたからこそわかる、成功や失敗の経験、その経験から生まれた「必ず、実現したい」といったパッションとコミットメントを共有しながら、新規事業やトランスフォーメーションを支援するコンサルティングを行い成長してきた会社です。

コンサルティングファームではよく、コンサルタントの仕事を「魚を与えること」ではなく、「魚の釣り方を教えること」である、と例えて説明しています。
フィンチジャパンでは「魚の釣り方」を教えるだけでは不足していると考え、「釣りのあり方」自体を変えるところから共に考えます。
釣りの例で言えば、一歩踏み込んだ「釣り竿の作り方」といったアクションアイテムや「魚を一緒に釣る」といった伴走支援、「川に釣り竿を垂らすのではなく、海に漁場を作った人とやるべきだ」といった提言とパートナー探索・協業契約の締結など、企業の第一歩が出るようなサポートにコミットしています。

私たちは改めて、世界に通用する「社会を変える新しい事業」に挑戦することが、企業の文化となり企業遺伝子に組み込まれるほど、企業にとって当たり前の選択となり、人、組織、企業が常に自分のフロンティアに挑戦し続けるありかたができるような社会作りを目指します。

私たちが「新規事業の知見を有するコンサルタント」の枠を飛び出して、「企業文化の変革を担うパートナー」と認められたように。
会社が有する良き文化を活かしながら、前例のない在り方を創造し続けているように。

そんな挑戦をする人・組織・企業とフロンティアをともに見つけ、ともに飛び込み、私たち自身もまた、挑戦し続けます。

代表取締役社長

高橋 広嗣
「新規事業」という経営資源の獲得/活用フレームワーク
フィンチジャパンでは、これまで130社・400超の実施プロジェクトを通して多くの企業が抱える新規事業に関する課題に向き合い、事業の立ち上げから成長、さらには持続可能な運営までを一貫して支援してきました。

その中で培った知見と経験から、当社では「新規事業の企画・開発・立ち上げノウハウ」を「経営資源の獲得・活用を実現するための思考のフレームワーク」と位置づけています。つまり、新規事業の企画・開発・立ち上げの知見は、新規事業開発だけでなく、経営戦略や企業変革から、営業戦略や財務戦略などの機能戦略まで幅広く価値を発揮できるということです。

これは新規事業開発が単なるアイデアや計画策定にとどまらず、企業の経営資源(人材、資金、技術、ネットワークなど)を最大限に活かすための手段であるからだと私たちは考えます。

フィンチジャパンではこの考え方をベースに、クライアントごとの独自の課題に合わせた最適なフレームワークを設計することで、新規事業開発で培ったノウハウを、既存事業の再成長や経営戦略・企業変革、マーケティングや人材教育などの機能戦略まで応用することで付加価値を提供しています。
Together, We Deliver(ともに歩み、成功へ導く)
フィンチジャパンのミッションは、クライアントと共に彼らのミッションを成功へと導くことです。
この姿勢を象徴するモットーが「Together, We Deliver」です。

私たちは、クライアントの成功を自らの成功と捉え、あたかも自社の事業であるかのように伴走する姿勢を徹底しています。

当社が提供する支援は、単なる理論やドキュメントの作成にとどまりません。
成功体験に裏打ちされた具体的な実践方法を示し、成功に外部リソースが必要な場合は対象組織との連携の支援まで行います。
フロンティアをともに見つけ、ともに飛び込む、フィンチジャパン
フィンチとは、生まれてから死ぬまで進化し続ける現象を象徴する鳥と言われています。

それは、環境変化の中、フィンチは、必死に生き残ろうと未知なる領域に挑戦し続けたからに他なりません。

企業も、人と同じように、自分のフロンティアを見つけ、挑戦し続けることを定められている存在です。

企業は常に、環境の変化にさられています。変化に対応しなければ、フィンチのように生き残ることができません。

その変化の対応をする際、企業は「フロンティアの挑戦」をしなくてはならないと、私たちは考えます。個人のフロンティアが、自ら心惹かれるものの、不安と恐怖を感じるものであるとすれば、企業のフロンティアとは、産業として、市場として、その方向に進まなければならないが、リスクと脅威を感じるものではないでしょうか。

そして、そのようなリスクや脅威を越えて「フロンティアへの挑戦」を選び続けることこそ、企業の為すべきことではないでしょうか。
私たちは、企業とともに、そのフロンティアの存在を示す一本の杭を打ち込み、そこへ至る最初の一歩を共に見つけ、共に飛び込んでいく存在です。
そのために、私たちの持つあらゆる手段を活用します。

どこに企業のフロンティアがあるか。そこに行くためにはどのような道筋を通ったらよいのか。どのようなメンバー、企業とともにそのフロンティアにたどり着けるのか。

「フロンティアに挑戦し続けるような企業を、ともに作る」

フィンチジャパンは、フロンティアに挑戦することが、企業の文化となり、企業遺伝子に組み込まれるほど、企業にとって当たり前の選択となり、人、組織、企業が常に自分のフロンティアに挑戦し続けるありかたができるような世界を目指しています。

フィンチジャパンは、そんな挑戦をする人と組織、企業とともに歩いていきます。