当社の社名の由来

この度は当社のホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。
フィンチジャパン代表の高橋広嗣と申します。

私たちの社名「フィンチジャパン」は、チャールズ・ダーウィンの進化論の着想源となった「ダーウィン・フィンチ」から拝借いたしました。

学生の頃、「フィンチの嘴」という書籍に出会い、環境に応じてくちばしの形を変え、
独自に適応し進化を遂げた彼らの物語に強く感銘を受けまして、その記憶から、お客様に「環境適応力」を提供していきたいと願い、その象徴を社名にいたしました。

「環境適応力」を企業の無形資産に。

当社の存在意義を「環境適応力を組織の奥深くに埋め込み、日常にしていくこと。」と定めて以来、お客様と共に400以上のプロジェクトを推進してきました。至らぬこともたくさんございましたが、全てのお客様がその時々に応じた「環境適応力」を無形資産として捉えてくださり伴走の機会をいただきました。

「環境適応力」という無形資産は、時代の潮目によって姿や形が変わります。過去にはBPR(ビジネスプロセス変革)として、コロナ禍においては新規事業開発(イノベーション)として、そしてアフターコロナではDX(トランスフォーメーション)として、企業は、「環境適応力」を変革の源にしてきました。

そして今、AIトランスフォーメーション(AX)は、どの企業においても巨大なチャンスであり、同時に競争力の核となる無形資産に昇華させていかねばならないコンペリングイベントでもあります。

長い間、お客様の伴走をしていますと過去の非常識が、当たり前になっている場面に多く遭遇いたします。例えば、「当社に知見が無いので、この新規事業企画は却下。」という意思決定をされたお客様が、「当社に必要な知見を新規事業で獲得する。」と定め、今では次々と事業を立ち上げ成長の源にしています。またDXプロジェクトでは、数年前まで「SaaSは活用不可」と言っていた企業が、「SaaS活用を前提に」変革を遂げております。

かつての非常識が今の当たり前になっている姿こそが、私たちの提供価値である「環境適応力を生かした事業創造支援」であり、チェンジマネジメントの具現化した理想の姿です。

変革を日常に変わりエージェントカンパニー創りへ

周知の通り生成AIの進化はあまりに驚異的で、この進化の速度は、企業に仕事の仕方や業務プロセスの変革に留まらず、企業文化や存在意義の変革までを強く要求している様に思います。

AIツール導入だけでは変革にはつながらず、組織の心理的抵抗を乗り越えて、新しい働き方や仕事の仕方を変え、さらには企業の当たり前にしていくチェンジマネジメントがAIトランスフォーメーション(AX)の鍵です。

すでにAXは始まっており、日常的なプロンプト入力やローコード開発、AIエージェントと共に働くことが当たり前になっており、エージェントカンパニーへの進化を進めています。生成AIの社会実装という、とてつもない環境変化に適応して、それを使いこなす人的資本の強化、リスキリングを両輪で回し、変革を文化として根付かせること、このチェンジマネジメントが、私たちがお客様と目指すエージェントカンパニーの姿となります。

環境適応力を企業遺伝子に組み込み、フロンティアに挑戦し続ける

創業時にフィンチの名を掲げ、「環境適応力」を企業の無形資産にすることをミッションとし、事業創造とチェンジマネジメントを支援してきました。

失われた30年といった悲観論が一部ではありましたが、お客様に伴走し多様な無形資産を蓄積、活用し、事業創造や企業変革に取り組む姿を見てきました。この30年は失われたどころか、日本経済の飛躍に向けて着々とした準備でありまさに今、エージェントカンパニーへの変革が始まっています。

私たちのグループには、AIシステム開発を手掛ける株式会社デジロと、AIベースのプロジェクト管理SaaS(ShareganttTM)を運用する株式会社シェアガントがあります。これからもグループの力を合わせて世の中を変革する製品・サービスを提案し続けていきます。

飛躍と成長を続ける日本経済において、皆さまと共に、新しい歴史を創っていく所存です。 今後とも、変わらぬご支援とご期待を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社フィンチジャパン
代表取締役 髙橋広嗣